あんふぇす 水戸さんのお話

低線量内部被ばくを学んで、福島の子供に思いを馳せよう  

水戸喜代子さんよりご報告いただきました

午前の部 (カフェコモンズ) 

 雨のせいか、お客さんの入りは今一つ。11時半近くなったので、始めることに。残り時間30分ほどなので、とてもビデオを視ていただく暇はないのでバックグランドで流すだけにして、お話を中心にしました。
福島に残っている小中学生が原告になり、「安全なところで義務教育を受けたい」という要求を掲げた「脱子供裁判」のお話をさせていただきました。現地子どもの状況=学校や、通学路の高い線量、ケア、食べ物、給食の実情など。
幸い避難の権利裁判代表で自らも避難者である森松さんが会場におられたので、保証のない中で福島を去らざるを得なかった人、残るほかなくて現地で暮し続けている人、双方の立場から、短時間でもお伝えできてよかったと思います。
どこかで二人で対談をしたいと思いましたね。

カフェコモンズのスタッフのみなさんには、お世話になりました。翌日おじゃまして、お礼かたがた、おいしいランチをしてきました。ありがとうございました。

午後の部(久次ビル)
会場いっぱいに集まってくださって、ほぼ定刻に開始できました。鎌仲さんのビデオ「内部被ばくを生き抜く」を 雨の中、フェぽぉから運び込んだテレビで視ました。登場する4人の医師は 肥田舜太郎 鎌田實 児玉龍彦 スモルニコワ・バレンチナの4人。内部被ばくの最先端の情報から、放射線障害は甲状腺がんだけではないこと、肥田さんが原爆病診察で経験してこられた、低線量被ばくから来る全身的な機能不全病。そのメカニズムがよくわかります。除染とはどういうことか。本気で除染に取り組んできた地元保育園経営住職の苦悩。母親が三度の食事に、見えない放射能とどうやって戦っているか。私たち日本人が、今どんな環境に叩き込まれてしまったかを、自覚させてもらえるビデオです。

d間がないので、残念ながら、部分的に抜粋しながら、福島の現状、政府の基準値など織り交ぜながら話させていただきました。ここでも終わった後で、森松さんが避難者の声として発言してくださって、理解を助けていただきました。ただ山口先生の持ち時間に食い込んでしまったことは、お詫びしなければなりません。申し訳ありませんでした。器機の取り外し、搬出、本やパンフ紹介など、入れ替えのための小休止時間を取っていただけたらよかったと思います。来年の課題ですね。
床に座り込んで、茶の間のテレビを囲む雰囲気はなかなかよかったと思いますが、おいで下さった方の発言時間ゼロは、大いに課題かと思いました。

写真は5月、台湾大学前で 右が水戸さん

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≪せいぶらいふあくしょん≫  

2013年11月、若者3人とおやじで始めました。

light(明るい、軽い) で、 たのしく 無理なく、対話を通してface to face(顔の見える関係作り)を進めます。 

この横断プロジェクトは特定の団体に属さない非営利の市民活動です。

福島第一原発事故を教訓に、放射能から身を守り、脱原発を願う人たちとあらゆる思想・信条を超えてつながります.

≪手をつないでください≫ 

このアクションに共感し、No Nukesを願う人誰でも歓迎です。
ひとりひとりが自ら考え行動する。手伝える人は手伝う。
ネットでつながるゆるやかな会です。

このプロジェクトに参加ご希望の方はinfo@save-life-acton.org、または☎080-5325-7128〔平野)まで

≪カンパのお願い≫   (^_^;)

振替口座:ゆうちょ銀行 00980-7-234353 セイブライフアクション

他行から:店名099/当座/0234353

この活動はすべてカンパによって運営されています。(1000円でステッカー約200枚分)

知人・友人に、会合で…ステッカー配布お願いします。
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