母子避難者のお話
大学生の感想 2014.11.14
同志社大学「科学史・ 科学論」森松明希子氏講演 ー「避難の権利」の確立を求めてー
【多かった感想】
・忘れつつあった。記憶から薄れていっていた。
・「森松さんの本を読むまで」又は「この講義を聞くまで」事実を知らなかった。
・放射能入りだと分かって水を飲むことは計り知れない辛さがあると思った。
・国や政府の対応についての意見。
・「避難の権利」は人として当たり前の権利だ。
・明日は我が身だと思って生きていかなければいけない。
・私たちは何もできないけど、できることから…
・被災者として話をしたときは普通なのに、訴訟団団長になった途端ネットなどであることないこと書かれたり、バッシングを受けるというのは大きな圧力や偏見があるのかなと思った。
・差別を恐れる人たちのためにも、命や普通の暮らしを守ろうと人間としての当たり前の権利を求め戦っている森松さんがかっこいいと思った。
・政府が何か隠しているのではないかというのは私も感じていたが、疑心が確信に変わった。
・原発事故がまさか人権と絡んでいるとは思わなかった。
・今も放射能以外の話題や問題で、嘘の話を信じ込むように流されていても気付けないことが心配になった。
・「私は事実しか話しませんし、話せません」と言われたのが印象に残っている。
・健康面だけでなく、精神面について考えると、子供は親からの愛情を一番に受け、その感情によって成長しているといってもよい年頃であると思う。そんな子供たちから父親と離れ離れになる状況をつくった今回の事故、それなのに自主避難者には無支援はおかしい。
・国民の健康でなくお金を大切にする政府には心の底から失望した。
・同じ国で起こっているのにこんなにも距離を感じるのはなぜだろう。関西と東北という地理的要因でもなく、時間の経過でもないように思う。「経験」だと思う。当事者はもちろん、親族や友人に被災者がいれば自然と東北に目が向く。また実際に東北に援助活動をした人はこの福島の状況をより深刻に感じられたと思う。
・今までの暮らしの環境が一変し、母子避難や家族別居など異例の形をとって生活するこが避難者にとって大きな負担になっているのにそれを支援しきれていないことに疑問を感じた。
・震災直後は報道も多かったが今はほとんどなく、2年後、3年後に祈るくらい。報道の数が減っていくとともに私たちの生活においてそれは意識として小さなものになっていった。
・実際に訪問して話を聞くことが大切だと思った。
・精神的負担だけでなく経済的負担もあるのに、国は訴訟に時間をかけすぎ、もっと早く解決するべき。
・アベノミクスやオリンピックの前に、国民の命を考える国家になってほしい。
・「母子避難」ということばも知らなかった。
・黙っていたらなかったことにされてしまうのは恐ろしい。
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