福島の国道6号線 3年半ぶり全線開通

9月15日以降、一般車両も通れるようになった。(富岡町-双葉町14.1km)
沿線にバリケードを置き、脇道に侵入できないようにしている。通行できるのは「窓を閉めた自動車」のみで、バイクや自転車、歩行者は通れない。
国は解除区間の除染を実施したが、低減率は最大で30%程度にとどまり、除染後も大熊町内で毎時17.3マイクロシーベルトの地点が確認されるなど、空間線量が高い場所が残る。
通過したクルマ・搭乗者は被曝し、タイヤなどに付着した放射能は南北へ広がってゆく。(すでに大阪でも国道沿いに高いセシウムが検出されている。)
チェルノブイリでは、事故原発周辺は立ち入れない。もちろん通り抜けできない。汚染地区から出て行く車両には除染が行われる。 関連記事「福島レポート9」
福島第1原発から約3キロ地点、構内のクレーンや建設中の施設が見えた。廃炉に向けた作業が続いているようだ(河北新報)
写真:河北新報
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。