福島レポート 9
国道6号線を往復!
福島第1原発近くを通る国道6号線は、原発事故発生以降、双葉郡富岡町から双葉郡浪江町までの区間が通行不能となっていた。それが今年9月15日からは、帰還困難区域内の通行区域内での除染や道路補修などが終了したとして、自動車に限り、全線での自由通行が可能になった。(歩行者やオートバイ・自転車については引き続き規制の対象とされている。)
線量計がけたたましく警戒音を鳴らす中、南相馬市からいわき市までを走行した。国道6号線沿いの風景で目につくのは、民家への立ち入りを阻むフェンス。線量計の最大値は5.91だった。 福島の今後というものを考えたとき、本当に「奪われた故郷」を取り戻すことができるのか、実に疑問である。人間の力ではコントロールできない原発を建設し、事故が起こっても対応できないものをどうして作ったのか!地球の未来に責任を持って作ったのか!福島を訪ねて、怒りだけがわいてくるのである。
水ブーさんからの投稿です。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。