福島レポート 10
写真はフェリーから眺めた福島第1原発(2013年5月)
最近、「カバーズ」(RCサクセション)をCDラックから取り出して歌詞を眺めている。CDは1988年に出されたもので、忌野清志郎さん自身は東日本大震災を経験することなく2009年に亡くなってしまった。有名な曲に忌野さんが日本語の歌詞をつけて発売された(いわゆるカバー)。発売を巡っては原発に関わる企業を意識してか、出版社・放送局は発売中止・放送禁止という措置をしたと記憶している。
その中で、「サマータイムブルース」は「ザ・フー」の曲をカバーしたもので、彼の高校時代からの友人の三浦友和さんや泉谷しげるさんなども参加していて、「人気のない海」「原発が増えていく」「TVは言っている、日本の原発は安全です」「電力は余っている、要らねえ、原子力は要らねえ、危ねえ」と、原発の危険性を訴えていた。
私は当時職場でバンド活動をやっていて、「ラブ・ミー・テンダー」のメロディーにかぶせて「核・放射能はいらねえ」「だませやしねぇ」と訴える曲を取り上げて演奏した経験がある。このCDには原発を巡っての「うそ」に対しての警鐘というものがあった。
水ブーさんの投稿です
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