福島県立相馬高校放送局作品「今 伝えたいこと(仮)」上映と講演会
「誰かお願いです!
私たちの話を聞いて下さい!
子どもの訴えを無視しないで下さい!
今ある現状を忘れないで下さい!
死ぬほど苦しんでいる人がいるのを忘れないで下さい!
(「今伝えたいこと(仮)」作品中の高校生の言葉より)」
福島の高校生達が作った演劇・ドキュメンタリーの上映と、相馬高校放送局顧問の渡部(わたのべ)義弘先生のお話を聞く講演会です。
この「今 伝えたいこと(仮)」は、2012年3月、福島県相馬市の相馬高校放送局の女子生徒達が作り上げた約35分間の演劇です。題名の「(仮)」には、事態が今も進行中であること、伝えたいことが刻々と変っていく、という意味を込めているそうです。
震災と原発事故から4年目を数える今、状況は極めて複雑です。震災と原発事故が人々の記憶から薄れ始めている風潮も感じます。何一つ終っていないのに。今だからこそ大切なことは、現地の人々の声に耳を傾け続けること、そしてお互いの考えを丁寧に語り合うことなのではないでしょうか。
「何が起きたのか、今もどんな苦難が続いているのか、これから何が起きようとしているのか、関西の私たちはそうした状況とどのように切り結ぶのか。」
正解の無い問いではありますが、2011年3・11の直後に高校生となった十代の彼女たちが制作したさまざまな作品をみんなでじっくりと観て、顧問の渡部義弘先生の解説に耳を傾けながら、それぞれの思いを分かち合う機会にしたいと思います。
みなさんの参加をお待ちしています。
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主催:「相馬高校DVD上映と講演会」実行委員会
日時:9月27日(土)午後2時から5時(開場は午後1時30分)
場所:クロスパル高槻(総合交流センター) 第6会議室
(大阪府高槻市紺屋町1-2)
JR高槻駅南東すぐ
資料代:大人800円、避難者および学生500円、高校生以下無料
問い合わせ先:たかつき保養キャンプ・プロジェクト
メール hoyou_takatuki@yahoo.co.jp
電話 080-5638-4638(事務局 松野尾)
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