避難者の声
「広域避難者の安定した住宅保障はどうあるべきか」シンポジウム
主催 近畿弁護士会(9/6 大阪弁護士会館) にて
・入居している公営住宅が、一年ごとの更新なので
- 生活の予定が立たない
- 仕事を決められない
- 進学先を決められない
- 何もできない・・・
- 生活の再建などありえない
– 目的をもって生きることができない
– 未来を見据えて存在することができない
– 精神の崩壊現象が始まる
・避難生活の長期化で、精神的に追い詰められた人が多い。
・避難者の声こそ、もっとも大切
・全国的な輪を広げることが大切
・あきらめないこと
・県外避難を決めた理由
- 子どもの体内からセシウムがでた
- 外遊び、プールに入れなかった
- 蒲団が干せなかった
- 食べ物や水道からセシウムが検出された
- 友人、親族に逃げろと言われた・・・
・あなたは自分の子だけが大事なの?と非難された。
・早く帰って来いと家族から言われる。
・母子避難で仕事と子育ての両立ができない。
・自宅、家族、仕事、友人などの喪失。
・避難することで、家族、知人との関係が終わった。
・公営住宅の担当者からの「意向調査」が避難者を精神的に追い詰めている。
・最初から長期の入居契約が必要(三木市は5年)
・住居だけでなく就労、育児、家庭訪問など幅広い支援が必要。
・来年3月からどこに住むか不安です。
・今後いつまで支援していただけるのか、全くわからない。
・不安で、びくびくしながらの生活で疲れました。
・来年4月までに出るようにと誓約書に印を押して提出しています。それがいつも頭から離れません。
・移転は非常に困難なので、まとまった期間の延長をお願
いしたい。
・生活が落ち着かないので、相談できる相手がほしい。
・一年以上職探ししているが、見つけられず、相談する相手がいないため、どうしてよいかわからない。
・被曝したかもしれないという不安がずっとあります。安心して検査を受けられる体制を作ってほしいです。
・被曝後の子どもの健康が不安です。
・少しでも膿疱、結節が見つかるなどした場合は、3か月おきに国の費用負担で小まめに継続検査をできるようにしてください。
・教室内で福島差別、いじめを排除してほしい。
・給食費などの費用を援助してください。
・精神的にも、物理的にも、限界はずっときていると思いながら生活しています。私に何かあったら子どもを安心してまかせられる・・・そんなセーフティネットを作ってください。
・大阪弁護士会と原告の皆さんと國・東京電力に対して訴訟しています。一日でも早く解決し、みなが助かる賠償を求めます。
・自主避難なので何の保証も賠償もありません。どうしたらいいのかわかりません。
・避難者を支援する団体に継続的に活動資金を助成してほしいです。
・3年間がんばってきたが、経済状況、家族間の関係など、どんどん悪化してきています。不安だけが残る日々です。
・子どもたちを無料で遊ばせられる支援を望みます。
・子どもと一緒に楽しめるイベントがあったらうれしいです
「原発通信679 原子力発電所 その460」より転載させていただきました
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