12月の測定結果(1)
高槻・市民放射能測定所 主な検出例を紹介します。
<12/1福島の山芋> Cs137も134もピークがあります。【写真】
<12/2福島小麦粉> Cs137のピークありますが、Cs134のピークは見えません。
<12/2千葉レンコン> Cs137も134もピークあります。根菜類にはまだまだセシウムが残存していることがわかります。【写真】
<12/9福岡の干し椎茸> Cs137のピークがあります。Cs134のピークが見えないので、原発事故の影響かどうかは不明です。
椎茸はその産地より原木の産地をチェックする必要があると思います。
<12/14茨城の干し芋> これも、両方のセシウムが検出されました。ただ、製造年度がわかりません。
<12/19千葉ピーナツ(殻付き)> 殻付きのまま粉砕し、測定しました。両方のセシウムのピークが見えます。
そこで、このピーナツの殻を取り除き、実本体のみを測定したところ、検出限界未満(12/21殻なしピーナツ)となりました。主に殻にセシウムが付着していたことがわかります。
<12/19、20東京板橋区の自宅窓> 板橋区住宅の玄関窓、1階の窓、2階の窓の3カ所をそれぞれ一定の面積をティッシュで拭き取り測定しました。
1階玄関窓のスペクトル表を見て下さい。Cs137のピーク(331ch)がピンと立っています。これを拭き取り面積あたりに換算して、2.1Bq/㎡となりました。同様な換算をして、1階窓は検出限界未満、2階窓は3.0Bq/㎡となりました。
これまでも東京の空気は福島原発事故の際に放出された放射性物資による汚染があると指摘してきましたが、この例からも改めて証明されました。
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