12月の測定結果 (2)
「放射能検査済み」の札がある千葉の「原木椎茸」が持ち込まれました。測定結果は5.7bq/kg。 Cs137(写真青色部分)のピークがピンと立っています。
Cs134のピーク(写真赤色部分)もクリアです。
「放射能検査済み」の札があるのだから、たぶん不検出と示したいのでしょうが、残念ながら不検出ではありません。検査機器の能力や検査時間によって下限値は上下します。
福島の生の「なめこ」(菌床栽培)、測定結果は4.9bq/kg。これもCs137のピークがきれいに立っています。Cs134のピークも見えます。
まだ福島事故のセシウムをキノコが取り込んでいることは明確です。
福島の生の平茸(菌床)は9.1Bq/kgとなりました。
どれも、環境省の基準は100Bq/kgなので、大手を振って店頭に並びます。
深刻な健康被害が出ているチェルノブイリ周辺では市場に出回る食品は厳しく検査されています。それでもその基準自体が主に50bq。どの国の基準値も「安全」を示すものではありません。(事務局補足)
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