12月の測定結果より
<12/3 京都の生椎茸>
Cs137のピーク(331ch)が見えます。Cs134のピークは
ありません。これまでも、Cs137だけが検出される例を
多く経験しました。福島事故由来というより、それ以前の
大気中核実験やチェルノブイリの影響と思われます。
チェルノブイリ事故から30年。Cs137はやっと半減した
ところです。
<福島県の食材>
福島県の中央部の町のスーパーで売られていた
福島県産品の測定依頼がありました。
長ネギ、柿(皮なし)、里芋(皮あり 半洗い)
白菜、キュウリ、白米、玄米の6品。どれも定量限界未満か
不検出でした。
軽く洗った里芋を皮ごと刻んで測定しましたが、
セシウムのピーク(331ch)はマイナスで不検出と
判断できます。もちろん、私どもの測定器ではγ線しか
測れませんのでβ線を発するストロンチウムなどの有無は
わかりませんし、この里芋が不検出だからといって
福島産の里芋すべてがセシウム不検出かどうかもわかりません。
とにかく、食べようと思う食材を一つ一つ測定することが
大切だと思います。
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