市民電力
タイナビSwitch 電気の「地産地消」とともに「地域活性化」を目指す
多くの市民電力は、電気の供給エリアを一部地域に絞り込んでいます。市民電力が自前の発電設備を持っていない場合には、地域内で太陽光発電や風力発電を行なっている人から電力を買い取っています。こうすることで、市民電力は地域限定の「地産地消」を実現させているのです。
地域限定で電力を供給できるようになれば大規模な発電所は必要ありません。発電方法は、太陽光や風力でも十分に対応できます。
地方には、現在は農業をしていない「耕作放棄地」などが多くあります。農家の高齢化や後継者不足によって、農地は今や荒れ地となっているケースが多いのです。 。
太陽の光はたくさんある農地ですので、そこにメガソーラー(大規模な太陽光発電設備)などを建設すれば、市民電力には十分です。 ただし、メガソーラーの建設をするにも結構なお金がかかり、そのお金を市民電力だけで支払うのは簡単ではありません。
そこで登場するのが、地元企業や地元自治体です。多くの市民電力は、地元企業や地元自治体も積極的にかかわっています。
地元企業によって費用面では問題がなくなりますし、手続き上の問題は地元自治体が加わればスムーズになります。
このように、市民電力と地元企業、そして地元自治体が関係することで地域の経済を活性化させるというわけです
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