医療事務員の私からみた、たらちねクリニック

たらちねくクリニック通信 10月号

私がたらちねクリニックで医療事務職に就き、1年半が経ちました。それまで私は、甲状腺検診を受診する子どもの母親でした。お米や野菜の測定をたらちね測定室にお願いすることもありました。何に気をつければ良いのか、何をしてはいけないのか、そもそも放射能が何なのかさえわかりませんでした。その心配を誰に聞いてもらえば良いのか。

学校で甲状腺検診を受けられるのは、震災当時、福島県在住の子どもが対象でした。私は当時、福島県に住んでおらず震災後に引っ越しをしてきました。そのため、私の子どもたちは学校で受けることができませんでした。不安でいっぱいだった時、たらちねで行われている甲状腺検診を知り受診をしました。「ここでは子どもを診てもらえる」。あの時、とても安心したことを今でも覚えています。

震災後に福島県に引っ越してきて、まだ小さい2人の子を抱え、毎日ただ漠然と不安に過ごしていました。そんな私たち家族にとって、たらちねはとても心強い存在でした。たらちねクリニックに来院される患者さんも、皆さん同じように子や孫を想う方々です。そして、以前の私のように、このモヤモヤとした終わりのない不安を抱えた、お父さん、お母さんたちです。いわき市外、県外からもたくさんのお子さんが来院されています。何時間もかけ、受診に来るお母さんにお会いすると胸がいっぱいになります。心配な症状を、たらちねこどもドックの結果を見ながらお話しし、不安な食材や土壌については、併設しているいわき放射能市民測定室で担当スタッフが説明します。
皆さんお帰りの際は、ほっとしたような、さっぱりとしたような明るい表情です。私のように、たらちねに出会うことで救われるお母さんが増え、また子どもたちが健やかに成長できるよう、これからもスタッフの一員として患者さんのお力になれればと思います。

あんふぇす

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

≪せいぶらいふあくしょん≫  

2013年11月、若者3人とおやじで始めました。現在、たくさんの方に参加・協力、応援いただいてます。(*^_^*)

light(明るい、軽い) で、 たのしく 無理なく、対話を通してface to face(顔の見える関係作り)を進めます。 

この横断プロジェクトは特定の団体に属さない非営利の市民活動です。

福島第一原発事故を教訓に、放射能から身を守り、脱原発を願う人たちとあらゆる思想・信条を超えてつながります.

≪活動内容≫    2016年9月現在

 1) 原発事故による放射能汚染や健康被害の存在をより多くの市民に知ってもらう→「気づき」の場
 2) 若者への原発/放射能情報発信、学習会 保養キャンプへの若者参加のコーディネートなど
 3) 食の安全ネットワークの構築→「交流・対話」の場 あんふぇす(食の安全フェスタ)の実施
 4) 被災者、避難者の人権擁護
 5)被災地の様子を伝え、原発事故が招く災害情報を正しく読み解く(メディアリテラシー)
 6)原発事故に由来する人権学習、環境教育、放射能防護教育、食育の推進

≪手をつないでください≫ 

このアクションに共感し、No Nukesを願う人誰でも歓迎です。
ひとりひとりが自ら考え行動する。手伝える人は手伝う。
ネットでつながるゆるやかな会です。

このプロジェクトに参加ご希望の方はinfo@save-life-acton.org、または☎080-5325-7128〔平野)まで

≪カンパのお願い≫   (^_^;)

振替口座:ゆうちょ銀行 00980-7-234353 セイブライフアクション

他行から:店名099/当座/0234353

この活動はすべてカンパによって運営されています。(1000円でステッカー約200枚分)

知人・友人に、会合で…ステッカー配布お願いします。
ステッカーを置いてもらえるお店など、ご紹介ください。
皆様からの投稿、メッセージお待ちしています。

ページ上部へ戻る