廃棄物発電
地域のゴミ処理場のそばに、バイオマス発電所を併設すれば、ゴミを地域のエネルギー源として有効活用することができる
電験取得サポートブログ
四国電力 よんでんエネルギー学習支援サイト
一般的にいわれている廃棄物発電のコストは、9~17円/kWh。火力(石油)は30円以上といわれますから、とっても割安な発電方式です。天然ガスによる火力発電(13.7円)と同程度くらいと考えていいでしょう。また、太陽光(住宅約30円、メガソーラー24.3円)など、ほかの新エネルギーに比べても、経済性に優れるといえます。
廃棄物発電で得られるのは、何も電気エネルギーだけではありません。焼却した熱も有効利用できます。地域冷暖房などの熱源などです。
日本では、一般廃棄物だけに限っても、年間約4,522万tのゴミが排出されています(2012年度)。そして、約80%が焼却処分されています。でも、単に燃やして処分するのでは、あまりにももったいないと思いませんか?どうせなら、エネルギーとして活用したいものです。
ゴミの問題は、循環型社会を実現するためにも、なんとか克服しなければなりません。廃棄物発電は、普及させたい発電というよりも、普及させなければならない発電といえるでしょう。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。