10月4~7日と10~19日に野生キノコ26検体を採取。すき焼きなどに使われる食用キノコのショウゲンジなど21検体から基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出された。富士河口湖町で採取したショウゲンジからは670ベクレルを検出した。3市町村は福島第1原発から約300キロ離れているが、キノコ類は放射性物質を吸収、蓄積しやすいとされる。出荷制限は継続され、県は野生キノコを出荷したり、採って食べたりしないよう呼びかけている。

福島第一原発事故による放射能汚染は、宮城県より山梨、神奈川県まで広がっています。汚染地の畑で作られる野菜は概ね1ベクレル未満/㎏ですが、野生に近い食べ物は今なお高く汚染されたままです。(事務局)