大人”から自然を奪われた子どもたち ~そして保育者は放射能汚染に立ち向かった~
【東日本活動マップ】 新日本医師協会
おうちでママから言われた。「花を摘んじゃダメ、アブナイでしょ」。保育所でセンセから言われた。「柿を食べちゃダメ、アブナイから」。大人はみんな「ダメ、アブナイ!」って言う。でも子どもたちから自然を奪ったのは誰…?
禁止しかできなかった保育者は保護者と一緒に除染に汗を流しはじめた。そうして保育者は園庭に自然を再現した。
ダメ、アブナイは二度と言わない。今、わたしたち保育者は「子どもの利益の代弁者」として立ち上がる。
2016年7月(ソウル)・2017年6月(クロアチア)と、世界幼児教育・保育機構(OMEP)国際大会で核発電所事故による子どもたちの深刻な状況を「自然略奪症候群」と命名し、全世界に発信した岩倉先生、虫を怖がり、土をいじれないその姿に各国から驚きや義憤の声があがりました。
この講演を、医療・保険・保育・教育関係者に聴いていただき、子どもたちの未来につなげていきたいと切に願います。
岩倉 政城 新医協 会長
前尚絅学院大学付属幼稚園 園長
尚絅学院大学名誉教授/歯科医師
【東日本活動マップ】 2011年3月に起きた福島原発事故による放射能で東日本は広く汚染されました。そこに暮らす人々は様々な活動を起こして放射能汚染に立ち向かっています。
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