浪江町議会 議長のことば
浪江町役場、町議会は現在、二本松市にある
議長の言葉(2015年5月一部抜粋) 浪江町議会より
平成23年3月11日、あの忌まわしい大震災、大津波、原発事故から4年2ヶ月、いまだに避難生活という理不尽な状況に怒りと苛立ちを覚えながら、「ふるさとなみえ」の再生、復興、生活再建を一日も早くと願うもなかなか進展がみられず、行政の一翼を担う議会として力不足と責任を感じております。
一日も早く、復興計画に基づき復興・再生がなされ、全町民の方々が本当の意味で、安全・安心が得られるべく、議会の果たすべき役割は非常に重いと考えております。
現在、大きな課題である除染、賠償、健康管理等や、新しいまちづくり、復興公営住宅の整備等、スピード感を持って取り組む必要があります。しかし、誰もが経験した事のない事柄であり、困難を極めますが、ベストを目指し、議会として果敢に取り組んでまいります。最も大切なことは、諦めない心を強く持つ事かと思います。町民の絆を強め、生活再建に向けた政策を強力に推進する事が最重要と考えております。
今、地方を犠牲にして成り立つ中央、人間より国家を優先する在り方、科学技術への過信・・・。東日本大震災で露呈した矛盾や問題点は、更に深刻化しているように感じられてなりません。
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