年間20mSvは健康影響なし

第5回放射線教育に関する国際シンポジウムの一般公開セッション「放射線の健康影響と学校教育」で、山下俊一氏(長崎大学副学長、福島県立医科大学副学長)が「放射線健康リスクを一般公衆にどのように説明するのか~チェルノブイリと福島の原発事故から学んだ教訓」と題して基調講演した。
山下氏は「年20mSvは避難の必要無し」、「福島とチェルノブイリとは全く違う」、「甲状腺ガンで誤った情報流れた」などと語った。会場では「福島のうまいもんを食べよう!」と書かれたチラシが配られ「復興」一色だった。
実際に学校で放射線教育に取り組んでいる教師たちも報告
今年3月まで郡山市立郡山第六中学校の教師だった佐々木清氏は、山下俊一氏とともにウクライナ視察に行った際に出会った小学6年生の児童の言葉を紹介しながら「彼は『私の父はチェルノブイリ原発で働いています。私は父を尊敬しています。私も勉強して父と同じチェルノブイリ原発で働きたいです』と話していた。福島でも、そういう子どもを教育の中で出していかなければいけないんじゃないか」と語った。
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