チェルノブイリより (22)
ウクライナ政府報告書 (2011年)チェルノブイリ事故から25年
この『レポート』は政府系のものではありますが、事故により被曝した人々、汚染地帯に住み続けている人々の健康状態が年々悪化し、その人々の子どもたちにも健康上のリスクが年々高まっていることを明らかにしています。胎児・乳幼児だけでなく、思春期の子どもたちのリスクも高いことがわかってきました。これはウクライナだけの傾向ではありません。
放射線の影響について、ガン・白血病といった重篤な病に限らず、多様な病気に目を向け、それらの兆候を見逃さず、時宜を得た対策をとっていくことが、これからの福島や日本の子どもたちの健康を守っていくことにつながると、私たちは考えています。この資料が、そのことに役立つことを願っています。
「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク翻訳資料 より転載させていただきました
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