5年後の卒業式
全村避難の大熊町、当時小学校4年だった子どもたちが11日、90km離れた会津若松市にある町立大熊中学校を卒業した。
原発事故で住民はばらばらとなり、生徒数は1/10近くまで減った。
それでも卒業生たちは故郷を思い、手探りで未来と向き合っている。
5年前の3月11日も大熊中の卒業式の日だった。当時の卒業式会場が、そのままになっている体育館。時計の針は地震が発生した午後2時46分過ぎを示したままだ。 朝日新聞夕刊 3.11.2016
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