チェルノブイリより (27)
チェルノブイリ事故の放射線被ばくで予想される病気/健康被害
まず、がんが挙げられる。とはいっても、多くのがんは25~30年の潜伏期間があることを銘記しておかなければならない。現在のところ、甲状腺がん、乳がん、頭蓋内腫瘍だけが明らかになっている。しかし、汚染除去作業員では、すでに甲状腺のほかにも、さまざまな臓器-前立腺、胃、血液、など-で、がんを発病している。
遺伝子の異常として、奇形、死産、不妊症などがある。
がん以外の病気でも、多くの臓器で疾患がみつかっている;中枢神経系疾患、老化の促進、精神疾患などである。
ドイツ放射線防護協会 核戦争防止国際医師会議ドイツ支部 「チェルノブイリの健康被害」
翻訳:原発の危険から子どもを守る北陸医師の会
エクゼクティブサマリ-(概要)より (2)
【チェルノブイリより】毎週木曜日に掲載します。
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