184人以外にも未公表の甲状腺がん
福島県立医大は30日、これまで公表しているデータ以外にも、甲状腺がんと診断されていれた子どもが存在することを認め、ホームページに公表した。
公表されていなかったのは、2次検査でいったん経過観察となり、その後、甲状腺がんと診断された2,523人の患者のデータ。
これら経過観察中の患者は、医療費助成事業の対象者には含まれる一方、甲状腺がんデータを把握するという最も重要な事業の対象からは除外していた。
医大の田中成省広報室長は、「保健診療へ移行後に見つかった甲状腺がん患者は、あくまでも一般の保険診療なので、センターでは把握していない」と述べ、データを公表してこなかったことについて、「県や検討委員会が決めたルールに従っているだけ」と釈明した。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。