ゆっくりすっぺ IN関西
福島県の障害のある子どもの保養プロジェクト
1日より3日までふよう土2100(福島県)の大澤康泰さんご家族を大阪に招いて交流会
参加者Kさんより
障害を持っている家族をかかえて、原発事故直後からその大変さは想像以上でした。
特に自閉症の子の場合、環境が変わることで、パニックが起こり、騒いだりして、じっとしていられないために、
周りの人々への気遣いから、避難所でも、仮設住宅でも、居場所がなかったそうで、車の中ですごされたりした人もあったようです。
聴覚障害の人たちも、情報が入らず、壊れた自宅でも、電気さえ来ればテレビを見て、情報を得るしか仕方なかったということでした。
全体としては、事故直後は物流がストップし、食糧不足(水、ミルクなど)、ガソリン、オムツ不足がひどくて大変だったそうです。今も 岩手県、宮城県に比べて、原発事故が原因で、復興に遅れがあり、地域による差や、高齢者,障害者にしわ寄せがきていること、震災関連死(直接事故死よりも)が多いことも明らかになっています。
また 最近は支援活動の中止や撤退がふえてきていて、課題が見えにくくなっているという事でした。
出席した人たちからは、新聞やテレビの報道しか分からないので、いろいろお話を聴いて、これからも心を寄せていきたいとか、これから保養の取り組みを立ち上げようと思っているという人もあり、いろいろ勉強させていただきました。
そして、いつも、弱い人たちが後回しになる現実に、代わって声をあげ続けなければという思いを強くしました。
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