江戸川区で甲状腺検査~東京都内で初
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福島県内外で小児甲状腺がんが多発していることを受け16日、東京都江戸川区で、市民の手による甲状腺検査が行われました。市民が主催した健診としては都内初となります。
この日、検査に参加したのは区内に住む1歳から21歳までの45人。事故当時1歳になったばかりの息子を連れてきた母親は「ずっと気になっていたけど、機会がなく検査できなかった。今日のところは問題がなくて安心した」と、ほっとした表情を見せました。母親は、「何も見つからなければ安心だし、気になることがあれば本格的な検査を受けるといった判断ができるので、機会があれば今後も検査を受けたい」と話しています。
甲状腺検査を主催したのは「甲状腺検診えどがわ」。江戸川区は千葉県に隣接しており、都内でも比較的放射線量が高い地域として知られています。
【東日本活動マップ】 2011年3月に起きた福島原発事故による放射能で東日本は広く汚染されました。そこに暮らす人々は様々な活動を起こして放射能汚染に立ち向かっています。
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