今日はどれにしようかな?
たらちねクリニック通信 2018年4月号
たらちねクリニックの待合室には、約1,000冊の絵本や児童書があります。
初めて来院した患者さんはその絵本の多さに驚き、そして手に取り眺めながら診察の順番を待っています。幼稚園や家でよく見るお気に入りの絵本、お子さんの手にちょうどいい大きさの絵本、お母さんと一緒にページをめくるのが楽しい大型絵本など種類も様々です。
先日腹痛で来院した小学生の女の子が診察前に見ていた本の続きを読みたいと、その日は自宅に持ち帰りました。約1週間後、「先生、元気になったからね!」と、女の子はとてもいい笑顔で本を返しに来てくれました。
この女の子だけでなく、待合室の本は「たらちね文庫」として、みなさんに貸し出ししております。最近は、『ぐりとぐらの1ねんかん』、『バムとケロのそらのたび』、『しゅっぱつしんこう! 』の絵本が人気のようです。
ある男の子は今まで病院に行くのをとても嫌がり、お母さんも一苦労だったそうです。「たらちねクリニックに来るようになり、『次は何を見ようかな?』 と、クリニックに来るのを楽しみにしているんですよ!」と、お母さんからお話を聞きました。苦手だった病院も、自分のお気に入りがあることで大好きに変わったそうです。
診察や会計を待っている少しの時間でも、みなさんにリラックスしていただけるような雰囲気づくりを大切にしています。
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