チェルノブイリより (33)
チェルノブイリ事故の放射線被ばくで予想される病気/健康被害
研究(要約)
9) 遺伝性および催奇性障害(奇形)は、直接被害を受けた3国(ロシア、ベラル-シ、ウクライナ)だけでなく多くのヨ-ロッパ諸国で、明らかに増加した。ドイツのバイエルン州ではチェルノブイリ事故以来先天性異常が1,000人から3,000人も増加した。私たちは、ヨ-ロッパでの10,000人以上にのぼる重篤な奇形は放射線によってもたらされたのではないかと危惧している。人工中絶は未報告例が多いと思われるが、あのIAEA(国際原子力機関)でさえ、チェルノブイリ事故によって西ヨ-ロッパで100,000人~200,000人の人工中絶があったという結論に達した。
ドイツ放射線防護協会 核戦争防止国際医師会議ドイツ支部 「チェルノブイリの健康被害」
翻訳:原発の危険から子どもを守る北陸医師の会
エクゼクティブサマリ-(概要)より (8)
【チェルノブイリより】毎週木曜日に掲載します
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