福島の農産物「これなら安心」
河北新報 5.01 福岡の生協組合員、風評払拭に取り組む現場視察
福岡県のエフコープ生協の組合員らが福島県内を訪れ、東京電力福島第1原発事故からの復興や風評払拭(ふっしょく)に取り組む現場などを視察した。
主婦ら19人が参加した。食品の放射性物質検査を行う福島市内の農協関連施設を訪問。野菜を刻んでの測定方法、農産物の99.9%が国の基準値(100Bq/kg)を超えなかった昨年の測定結果などの説明を受けた。
北九州市の主婦山下伸子さん(62)は「農産物の検査現場を初めて見て『これなら安心』と実感できた。他の組合にも伝えたい」と語った。
同生協は福島県産農産物の販売促進など被災地支援を続けており、県内視察は6回目。
原発事故前の野菜は0.01Bq/kg程度。「基準値以下なら安全」という保証はない。市民の測定所などでは1Bq/kgまで測ったりしているが、セシウム137が検出される例は現在少ない。(事務局)
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