粉ミルク 提供ください
「粉ミルク無料測定」に関して検体提供のお願い
時々、会員さんから「粉ミルクは汚染されていないか?」という質問が寄せられます。原料の牛乳の汚染のニュースが伝えられることも時々あります。 粉ミルクを使われているご家庭では非常に気になる点であると思います。
当測定所では、これまで体系的に粉ミルクを測定していなかったことでもあり、この疑問に応えたいと思い、あるメーカーの粉ミルク(フォローアップ)を試しに測定してみました。
スペクトル表をご覧下さい。
Cs134ピークなし、しかしCs137(331ch)にはピークが見えます。定量下限値は0.76Bq/kg。放射性セシウム濃度は0.52Bq/kgで「定量限界未満」となります。
同じ粉ミルクを調べた別の市民測定所の結果では、約0.35Bq/kgと報告されています。数値は若干異なるものの、「汚染はある」ことは間違いないようです。
この粉ミルクを毎日飲ませたときの影響はどうなるのか?と少し不安な気持ちになります。しかし、環境省の「基準」(乳幼児食品)はなんと50Bq/kg。ドラム缶に密閉しなければならない放射性廃棄物基準の半分です。赤ちゃんは大人の10倍も放射能に感受性が高いと言われているのに。
そこで、今お使いになっている粉ミルクを測定に必要な320g分提供 してもらえませんか? もちろん、測定後には計測結果と共に検体をお返しします。
検体に使用する粉ミルクは新しいビニール袋に移し,密閉して計測します。缶に戻さず、計測に使用した状態のビニール袋のままでお返しします。
当測定所はボランティアで運営していますので、割と高額な粉ミルクの自前購入は難しいものがあるのです。通常頂く測定料(非会員なら1000円)は不要で、無料で測定します。
ご関心のあるお父さん、お母さん、そして祖父母の皆さん!是非、ご協力下さい。
午前中ならどの曜日でもスタッフが対応いたします。ご連絡下さい。
〒569-0003 高槻市上牧町2-6-31 本澄寺内
電話 :072-669-1897
電子メール:hsnk@tcn.zaq.ne.jp
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