叶(かな)わなかった ふるさと ~原発避難 4年の軌跡~
目撃!日本列島
写真:夫婦が命を絶ったいわき市の仮設住宅 荒れ果てた楢葉町のご自宅
去年の秋、仮設住宅で暮らしていた87歳の女性が自ら命を絶った。
4年におよぶ避難生活の中、知人と疎遠になり、帰還のメドは先送りされ、自宅は荒廃、一緒に帰ると誓った夫を亡くした。
女性は、ふるさととのつながりを一つ、また一つと奪われていった。
“帰りたい”という強い思いと“帰れない”現実のはざまで苦しみ続けた女性の日々を、
生前つながりのあった友人や家族の証言、そして亡くなった後に見つかった日記でたどる。
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