チェルノブイリより (36)

チェルノブイリ事故の放射線被ばくで予想される病気/健康被害
研究(要約)
14) チェルノブイリ事故後スウェ-デンおよびフィンランド、ノルウェ-では乳児死亡率が、1976年~2006年の予測死亡率と比較すると15.8パ-セント有意に増加していた。アルフレ-ト・ケルブラインの計算では、1987年から1992年の6年間に1,209人の乳児が余分に死亡していた (95%信頼区間:875人から1,556人)。
(訳注:95%信頼区間とは、真の値がその区間に含まれる確率が 95%ということである)。
15) ドイツの科学者たちが次のことを発見した。チェルノブイリ事故の9ヶ月後に生まれた子どものあいだで21トリソミ-(訳注:ダウン症)が有意に増加していた。この傾向は、特に西ベルリンと南ドイツで著しかった。
ドイツ放射線防護協会 核戦争防止国際医師会議ドイツ支部 「チェルノブイリの健康被害」
翻訳:原発の危険から子どもを守る北陸医師の会
エクゼクティブサマリ-(概要)より (11)
【チェルノブイリより】毎週木曜日に掲載します
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