チェルノブイリより (37)

チェルノブイリ事故の放射線被ばくで予想される病気/健康被害

研究(要約) 

16) オルロフとシャヴェルスキ-は、ウクライナの3歳未満の子どもで脳腫瘍が188例あったと報告した。その内訳はチェルノブイリ事故前(1981年~1985年)には5年間で9例であった-1年あたり2例以下。ところが事故後(1986年~2002年)の16年間では、脳腫瘍と診断された子どもは179人に達した-1年あたり10人以上。

17)南ドイツのより多く汚染された地域では、小児腫瘍の中でも比較的少ないタイプ-神経芽細胞腫-が有意に増えていた。チェルノブイリ事故後スウェ-デンおよびフィンランド、ノルウェ-では乳児死亡率が、1976年~2006年の予測死亡率と比較すると15.8パ-セント有意に増加していた。アルフレ-ト・ケルブラインの計算では、1987年から1992年の6年間に1,209人の乳児が余分に死亡していた (95%信頼区間:875人から1,556人)。
(訳注:95%信頼区間とは、真の値がその区間に含まれる確率が 95%ということである)。

ドイツ放射線防護協会 核戦争防止国際医師会議ドイツ支部 「チェルノブイリの健康被害」
翻訳:原発の危険から子どもを守る北陸医師の会

エクゼクティブサマリ-(概要)より (12)

【チェルノブイリより】毎週木曜日に掲載します

あんふぇす

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≪せいぶらいふあくしょん≫  

2013年11月、若者3人とおやじで始めました。

light(明るい、軽い) で、 たのしく 無理なく、対話を通してface to face(顔の見える関係作り)を進めます。 

この横断プロジェクトは特定の団体に属さない非営利の市民活動です。

福島第一原発事故を教訓に、放射能から身を守り、脱原発を願う人たちとあらゆる思想・信条を超えてつながります.

≪手をつないでください≫ 

このアクションに共感し、No Nukesを願う人誰でも歓迎です。
ひとりひとりが自ら考え行動する。手伝える人は手伝う。
ネットでつながるゆるやかな会です。

このプロジェクトに参加ご希望の方はinfo@save-life-acton.org、または☎080-5325-7128〔平野)まで

≪カンパのお願い≫   (^_^;)

振替口座:ゆうちょ銀行 00980-7-234353 セイブライフアクション

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