保養キャンプ スタディツアー 【報告】その2
4月21日〜23日、保養キャンプに向けて、〈福島被災地スタディツァー〉が実施されました。参加したDさんの記録です。
1日目(21日・土)
福島空港⇒
田村郡三春町(三春滝桜→コミュタン福島→えすぺり)→双葉郡葛尾村
「野菜とパンの店・えすぺり」(三春町)訪問、ここで昼食も。えすぺりは、エスペラント語で希望。オーナー大河原伸さん「26年間有機農業をやり築いてきたものが原発事故で一気に崩れ悲しかった、
2013年夫婦でえすぺりをオープン、今はきちっと放射線量の数字を出して売り、判断は各自でしてもらう」「被災地の気持ちを伝える人形劇もやっている」→12月(15・16日)に大阪、京都、兵庫に招待し公演をしてもらう予定です。
「コミュタン福島」(福島県環境創造センター、2016年オープン、三春町)見学
ホームページより「県民の皆さまの不安や疑問に答え、放射線や環境問題を身近な視点から理解し、環境の回復と創造への意識を深めていただくための施設です。 放射線やふくしまの環境の現状に関する展示のほか、 360度全球型シアター、200人収容が可能なホールなどを備えております」
県内の小学生が、必ずここを訪れるそうです。とても豪華な施設です。50分ほどの見学では、多くを見ることはできませんでした。
ただ、次のような指摘もあります。〈「チェルノブイリ博物館」にあって、「コミュタン福島」にないものは特に、人権と「加害と被害」の視点、「教訓の継承」「オリジナル(現物)の資料」「被害者の〝顔〟が見える展示」「国際的な視点」「失われたものの記録」「対応や政策の誤りと教訓」などではないかと筆者は考えた。〉(ビッグイシューオンライン2017年1月303号あいはら・ひろこ、ジャーナリスト)
たかつき保養キャンプは7月28日~8月3日に実施されます。
ゴー!ゴー!ワクワクキャンプは7月24日(火)~8月31日(金)に実施されます。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。