保養キャンプ スタディツアー【報告】 その3
4月21日〜23日、保養キャンプに向けて、〈福島被災地スタディツァー〉が実施されました。参加したDさんの記録です。
福島第一原発から約25㎞、DASH村から南に3.9㎞、原発事故で避難指示が出された12市町村のうち、最も小さな村。
村に入ると、田村郡では見られなかったフレコンバッグの野積みが田んぼに多く見られ、米作りはできない状況。
Aさんの案内で葛尾村を回る。ちょっと山の中に入ったところでは、0.39マイクロシーベルト毎時(μSv/h)を計測。
夜、Aさんを囲んで夜遅くまで交流会
「もともとは4世代が一緒に生活をしていたが、今は、やむなくバラバラの生活で“じーちゃん”と呼ぶ孫はいない、三春町の復興住宅から今春開校した地元の小学校に通っている」「1600人の村だったが、今は200人が戻っている。亡くなった人も200人いる」等々、時には言葉を詰まらせながらお話しいただきました。
毎日新聞2018.2.28「今春から学校が再開、葛尾村の地元小中学校へは、18人が就学予定。就学対象者の約21.7%にとどまる」
避難先での学校は閉鎖されたが、村へ戻って地元校へ通う子どもはもっと少なく、多くは避難先から「通学バス」で通う。村では、短期間でしたが、子どもの姿を目にすることはありませんでした。
たかつき保養キャンプは7月28日~8月3日に実施されます。
ゴー!ゴー!ワクワクキャンプは7月24日(火)~8月31日(金)に実施されます。
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