炉心溶融「使うな」指示 原発事故で東電社長
毎日新聞6.17
東京電力福島第1原発事故で、核燃料が溶け落ちる「炉心溶融(メルトダウン)」の公表が遅れた問題で、東電の第三者検証委員会は、清水正孝社長(当時)が「炉心溶融」の言葉を使わないよう指示したとする報告書をまとめ、東電に提出した。
指示は電話などで広く社内で共有していたと認定。首相官邸の関与については「炉心溶融に慎重な対応をするように要請を受けたと(清水氏が)理解していたと推定される」と指摘した。
第三者委員会は東電寄りの発言が目立ち、政府からの圧力については官邸や保安院への聞き取りを行なっていない。「権限がなく時間もかかる」と釈明している。
菅元総理ら当時の政権幹部は関与を否定している。
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