院長より たらちねクリニック
藤田操|たらちねクリニック院長
たらちねクリニックは英語名でMothers’ Radiation Lab & Clinic Fukushimaといいますが、motherには単に「お母さん」という意味だけではなく、何かを包み込むような母性、優しさ、大きさ、深さといった意味が込められており、それがたらちねの活動の主体だと感じています。でも、今の日本にはそういったものが決定的に欠落しています。そうした母性や優しさを体現できるような場として、患者さん、スタッフ、ドクター、その他いろいろな方たちの協力を得ながら、クリニックを成長させていきたいと考えています。
たらちねクリニックは病院ですから、病気、けが、慢性疾患といった一般診療を行いますが、一方で放射線被害の検査として、甲状腺検査とWBC(ホールボディカウンター)測定を行い、今後はさらに尿のセシウム測定を行う予定です。この検査は感度が高く、WBCで検出されなかった場合でもこれにより精密に調べることができます。子どもの一般検診として、尿のセシウム測定、甲状腺検査に加え血液検査を行います。血液検査は甲状腺のホルモン値や白血病といった血液疾患をスクリーニング的に見ていきたいと考えています。
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