試験操業
JF福島漁連より
福島県の沿岸漁業及び底びき網漁業は、原発事故の影響により操業自粛を余儀なくされています。
このような中、福島県による2万5千件を超えるモニタリングの結果から安全が確認されている魚種もあります。
このような魚種に限定し、小規模な操業と販売を試験的に行い、出荷先での評価を調査して、福島県の漁業再開に向けた基礎情報を得るために「試験操業」を行っています。
平成27年5月1日現在で64種類を対象にしています。
販売される漁獲物は福島県漁連が中心となり、放射性物質の検査を行っています。
自主基準 50Bq/kg (国:100Bq/kg)
試験操業においては、自主基準を50Bq/kgとしています。50~100Bq/kgが危険だからではなく、万が一にも国の基準値である100Bq/kgを超えるものを出荷しないようにするためです。
【参考】原発事故前の魚類平均値0.091Bq/kg(日本分析センター平成20年度事業報告書より)
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2015年 10月 07日
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