福島の現実、目をそむけるな 

朝日新聞昨日朝刊 編集委員・上田俊英

東京電力福島第一原発事故で、福島の人たちは47都道府県にちりぢりになった。いまも11万人近くが避難を強いられている。

 人のつながりは断たれ、将来を見通せない。地域を支えた学校さえ行き場を失い、募集停止に追い込まれていく。放射性物質の除染は進むが、森林は対象外だ。帰還できても、もとの「里山生活」は戻らない。

 被災者の一人は言った。

 「原発が大事故を起こせば、こんな生活が待っている。再稼働をする人たちに、その覚悟があるのか」

 事故で日本のすべての原発が止まり、私たちが「原発なし」の暮らしを始めて約2年。猛暑の夏でさえ電気は足りている。川内原発の再稼働は、その暮らしに幕を引いた。1439161832931
写真:全国から手弁当で駆けつけ、再稼働に抗議する人たち(8.7撮影)

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

≪せいぶらいふあくしょん≫  

2013年11月、若者3人とおやじで始めました。

light(明るい、軽い) で、 たのしく 無理なく、対話を通してface to face(顔の見える関係作り)を進めます。 

この横断プロジェクトは特定の団体に属さない非営利の市民活動です。

福島第一原発事故を教訓に、放射能から身を守り、脱原発を願う人たちとあらゆる思想・信条を超えてつながります.

≪手をつないでください≫ 

このアクションに共感し、No Nukesを願う人誰でも歓迎です。
ひとりひとりが自ら考え行動する。手伝える人は手伝う。
ネットでつながるゆるやかな会です。

このプロジェクトに参加ご希望の方はinfo@save-life-acton.org、または☎080-5325-7128〔平野)まで

≪カンパのお願い≫   (^_^;)

振替口座:ゆうちょ銀行 00980-7-234353 セイブライフアクション

他行から:店名099/当座/0234353

この活動はすべてカンパによって運営されています。(1000円でステッカー約200枚分)

知人・友人に、会合で…ステッカー配布お願いします。
ステッカーを置いてもらえるお店など、ご紹介ください。
皆様からの投稿、メッセージお待ちしています。

ページ上部へ戻る