河川のセシウム濃度 夏は上昇

読売新聞8.10  微生物分解の活発化が影響か

河川に溶けているセシウムの濃度について夏は上がり、冬は下がることが、日本原子力研究開発機構・福島環境安全センター(三春町)の定点調査で9日、分かった。夏場は川周辺の微生物分解が活発になり、濃度を上げるとみられる。センターは「季節や天候、地形に応じて放射性物質がどう変化するかの予測に役立つ」とし、今回の成果を踏まえ、来春にも詳細な予測システムを開発する。

センターは2012年秋からや高瀬川などで調査しており、濃度は全体的に減少が続く。

請戸川では、15年8月に1リットルあたり265ミリ・ベクレルだったが、翌年2月は3分の1に低下。17年も、冬と夏は1・5倍の濃度の差があった。台風や豪雨があった時期は土の粒子についたセシウムが川に流れ込み、一時的に濃度が上がっていた。

川周辺の土が草や木などに覆われているかどうかも、セシウムの流入に影響。土がほぼ全て草木に覆われた場所より、2~3割しか覆われていない場所の方が約7倍多く流入していた。

センターは30~40年後までの放射線量をピンポイントで予測できるシステムを開発、公開する。

写真はイメージ

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