福島が誤解されて悔しい
「高校生が伝えるふくしま食べる通信」について ふらっとさんからの投稿
これは本当に高校生による自主活動なのでしょうか?HPもPVもどうみてもプロ。とても高校生が作ったものとは思えません。
それに活動紹介の相手は原発御三家の東芝や三菱の社員。ふたば未来学園同様、不自然で高校生を安全キャンペーンに利用しているようにも映ります。
確かに福島のほとんどの農産物の放射線量はそれほど高くありません。でも気をつけなければならない品目も存在します。本当に食の安全を伝えたいならそういった負の部分もしっかり伝えてください。でないといつまでも信頼は得られず、風評は消えません。
「福島は危険」は誤解でないと思います。福島だけでなく汚染地には様々な危険がはらんでいることは皆さんのほうが目の当たりにしていることだと思います。冷たく聞こえるかもしれませんが、汚染された事実は受け止めるしかありません。目を背けないでそこで暮らすすべを学ばなければ、健康被害は「風評」でなく「事実」になるかもしれません。それを最も懸念します。
福島の生産者の方から「国のいいかげんな安全基準が消費者の不安を煽っている。風評は国の責任」というご意見を伺いました。食品の基準値は事故前の1000倍~25万倍ベクレル、高汚染地帯への帰還などの国策が多くの国民を一層不安に陥れているのではないでしょうか?
放射能が将来、どれくらいの健康被害を及ぼすか不透明な中、不安なものを避けるのは当然の心理です。風評被害の責任は消費者でなく、事故を起こした者にあります。
悔しさを誰にぶつけて、どのように変えてゆくか、若いみなさんに期待しています。
福島だけでなく放射能汚染は東北・関東一円に広がっています。汚染地で暮らす皆様の声を届けてください。少しでも力になりたい。心からそう思っています。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。