チェルノブイリより (52)

今もチェルノブイリ原発周辺には、プリピャチのように人がふつうの暮らしを営むことのできない立ち入り禁止区域が広がっている。面積はウクライナ、ロシア、ベラルーシの被災3カ国の合計で1万平方キロメートル。東京、神奈川、埼玉、そして大阪を合わせたくらいの広さの土地が人の住めない土地になった。そして、その土地に売らしていた40万人近くがふるさとを追われた。
チェルノブイリ26年後の健康被害 低線量汚染地域からの報告
馬場朝子、山内太郎著 NHK出版(2012年9月発行)より抜粋 その9
【チェルノブイリより】毎週木曜日に掲載します
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