チェルノブイリより (43)

いつもの海外取材なら帰国が近づくこの時期は、体は疲れているものの、帰国後の番組完成作業に向けて頭が冴え、、気分も高揚するものだ。しかし、この日、車の中のスタッフの口数は少なかった。

その理由は、私たちがこの3週間で見聞きしたウクライナの厳しい現実だった。

今回の取材のメインテーマは「放射線汚染地帯の住民の健康状態」。
その健康状態が私たちの想像をはるかに超えて悪かったのだ。

私たちの脳裏には原発事故のせいで健康を害したと語る人々の叫びが焼き付いていた。

チェルノブイリ26年後の健康被害 低線量汚染地域からの報告
馬場朝子、山内太郎著 NHK出版(2012年9月発行)より抜粋 その1

【チェルノブイリより】毎週木曜日に掲載します

あんふぇすまっぷ

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≪せいぶらいふあくしょん≫  

2013年11月、若者3人とおやじで始めました。

light(明るい、軽い) で、 たのしく 無理なく、対話を通してface to face(顔の見える関係作り)を進めます。 

この横断プロジェクトは特定の団体に属さない非営利の市民活動です。

福島第一原発事故を教訓に、放射能から身を守り、脱原発を願う人たちとあらゆる思想・信条を超えてつながります.

≪手をつないでください≫ 

このアクションに共感し、No Nukesを願う人誰でも歓迎です。
ひとりひとりが自ら考え行動する。手伝える人は手伝う。
ネットでつながるゆるやかな会です。

このプロジェクトに参加ご希望の方はinfo@save-life-acton.org、または☎080-5325-7128〔平野)まで

≪カンパのお願い≫   (^_^;)

振替口座:ゆうちょ銀行 00980-7-234353 セイブライフアクション

他行から:店名099/当座/0234353

この活動はすべてカンパによって運営されています。(1000円でステッカー約200枚分)

知人・友人に、会合で…ステッカー配布お願いします。
ステッカーを置いてもらえるお店など、ご紹介ください。
皆様からの投稿、メッセージお待ちしています。

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