福島レポート 6
浪江中学校
夏草に覆われてしまった広いグランド。浪江小学校とは常磐線の線路を中心に対称のところに位置する。木立に囲まれているせいか、校舎の植え込みの近くでは線量計は8.91を指していた。(関西の100倍超)。
林や木立の除染は難しく、線量はなかなか下がらずに、高い数値を示すとされている。除染したところであっても、放射性物質が流れ込み、数値もすぐに高くなる傾向があるそうだ。
今回、南相馬市に先発として訪問したグループは、途中、飯舘村内の南東の地域にまで訪れた。山林に囲まれた自然豊かなところで、山林は全村の75パーセントを占める。その飯舘村の木立の線量を測ってみると、9.99を示したそうだ。実際のところ、その線量計で測れる最高限度の数値であって、いわば、線量計が振り切れたということであった。
浪江中学校の木立のところも除染は不可能で、このような高い数値を示したものと思われる。
水ブーさんからの投稿です
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