歌と人形劇で照らし出す、福島原発事故の<過去><現在>そして<未来>
開催日 2018年12月15日(土) 時間 17:30開場 / 18:00開演
福島原発事故と向き合い続ける渾身の歌と人形劇
過去・現在・未来の三部作、関西初上映!
演目:『パツーッ!』『太郎と花子の物語』『ソラライズ』
~主催者より、「赤いトマト」関西公演に寄せて~
私たちは福島原発事故をきっかけに、関西に住む自分たちにできることの一つとして、保養キャンプに取り組んでいる団体のネットワークの有志メンバーです。
保養の実施と並行して、現地の人々と直接出会い、意見交換し、いま私たちにできることを考える機会として、福島で活動している方々を関西にお招きする活動も行っています。今年は福島から大河原多津子さん・伸さんご夫妻による劇団「赤いトマト」をお招きし、3会場で公演をしていただきます。
今回上演される人形劇は、動物たちの目を通して原発が建てられてきた過程をわかりやすく表現する「パツーッ!」、原発事故によって苦難の道を余儀なくされた農家の夫婦を描く「太郎と花子の物語」、再生可能エネルギーの未来を展望する「ソラライズ」の3作品です。
「太郎と花子の物語」は、関西初上演、3作品が同時に上演されるのも関西初の機会となります。原発事故を過去、現在、未来の視点から描く人形劇と、伸さんの力強い歌で構成される公演をどうか見に来てください。
<劇団「赤いトマト」とは>
1985年11月設立された、大河原多津子さんと大河原伸さんによる人形劇団。原発から40キロ圏内の田村市で有機農業をしながら、人形劇と歌の公演を行っている。主に福島県内の保育園、幼稚園、子ども会、公民館、高齢者施設などで公演を重ねてきた。
チェルノブイリ原発事故が起きて、原発反対の運動を始めた大河原さんご夫妻は、東日本大震災以降、事故がもたらした現実と向き合い、子どもたちに真実を伝えようと原発をテーマとした人形劇も作るなど、農業の傍ら精力的に活動している。三春町で野菜とパンの店「えすぺり」も運営。
大河原多津子さんの著書:『原発事故から這いあがる!有機農業ときどき人形劇』(東京シューレ出版)、『思いたっちゃんたら吉日』(解放出版社)他
<保養キャンプとは>
原発事故で影響を受けた地域の人々を一時的に受け入れて心身を休める機会を提供する活動
料金
1,000円(小学生以上)
主催・予約申し込み
保養をすすめる関西ネットワーク有志
TEL:080-5638-4638
MAIL:hoyou_takatuki@yahoo.co.jp(松野尾)
共催
シアターセブン
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