風力発電能力、原発抜く 世界で新設最多 日本は出遅れ
世界の風力発電の発電能力が2015年末に初めて原子力の発電能力を上回ったことが、業界団体の「世界風力エネルギー会議」(GWEC、本部ベルギー)などの統計データで明らかになった。
2015年に新設された風力発電は六千三百一万キロワットと過去最大で、原発約六十基分に相当する。技術革新による発電コストの低下や信頼性向上を実現し、東京電力福島第一原発事故などで停滞する原発を一気に追い抜いた形だ。
日本は発電能力、新設ともに二十位前後で、出遅れが鮮明になった。
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