放射性物質 県産コシアブラから検出 自主回収進める /山形
県は15日、県産コシアブラの一部から基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性物質が検出されたと発表した。約190キロ分が4月末以降に東根青果市場から出荷されており、自主回収を進めている。県によると、健康には影響ないとみられる。
ちなみに原発事故前の食品はほぼ0.1ベクレルまで。国の基準はその1000倍
対象は村山市▽東根市▽尾花沢市▽西川町▽真室川町--の5市町で採取されたもの。厚生労働省が12日、仙台市内の販売店に並んだコシアブラを買い取り調査し、1キロ当たり150ベクレルを計測した。仙台市を通じ、14日に県に報告があった。
昨シーズンには尾花沢市産のコシアブラから、基準値を超える放射性物質が検出されている。県は今シーズンから、三川町を除いた34市町村計38地点で独自検査を開始。基準値を超えるものはなかった。来シーズンも継続する予定。
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