不当な差別…?
政府は韓国が東京電力福島第1原発事故を理由に、日本からの水産物輸入を規制しているのは不当な差別だとして、世界貿易機関(WTO)に提訴した。福島第1原発事故を受けた輸入規制で政府が他国を提訴するのは初めて。
韓国は2011年3月の原発事故を受けて、青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉の8県の一部水産物の輸入を禁止した。13年9月には汚染水漏れを理由に、禁止対象を8県の全水産物に拡大するなど規制を強化した。
日本は「科学的根拠がない」と規制の撤廃を要請。韓国政府は「国民の安全を考慮した正当な措置」と反論。
現在でも39の国/地域が輸入停止又は証明書要求などの規制措置を行っている。(8月7日現在、農林水産省)
写真:ソウルの在韓国日本大使館前で抗議する環境団体のメンバー
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