5年半 避難指示区域の今
子ども全国ネット情報ブログ9.10 原発事故、後遺症重く 毎日新聞より
避難指示が2014年4月以降、相次いで解除されている。だが、強制避難が解かれても放射能の影響などを懸念し住民の帰還が進まない自治体も多い。
政府は高濃度の汚染で手つかずだった帰還困難区域についても「復興拠点」を設けて除染し、5年後をめどに避難指示を解除する方針だ。
「元に戻すのは大変」
1年前に初めて避難指示が解除された福島県楢葉町。後続自治体のモデルとなる復興が期待され、町は生活環境の整備を急ぐが、現在でも町に拠点を戻した町民は9・2%の681人にとどまる。
車が行き交う国道6号の脇には雑草に覆われたガードレールが続き、人の手が入っていないことをうかがわせる。シートに覆われた除染廃棄物が農地に整然と張りつく。奥を走るのが国道6号。【写真】
国道からは改修中の家や真新しい廃炉作業員向けアパートも見える。役場近くでは町が住民の帰還を促そうと、宅地や商店などが集まる復興拠点・コンパクトタウンの造成を進める。隣地では医療機関が診療を始めた。【写真】
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