あの時を心に刻む (112)
不安と混乱の中での“小さな自治” (4)
町を出たとき、またすぐに会えると思っていた人たちは生きているのか、どこに避難しているのか。 さらに、いつまで自分たちは避難所にいられるのか、町はこれからどうなるのか。それぞれに避難生活を送りながら、町民の不安や混乱は大きかった。しかしその時点では、職員にも、東京電力や国の情報に接する災害対策本部にも先は見通せなかった。町民の一人が綴った当時の日記には、親戚や知人の安否を気遣う言葉が並ぶ。そして無事が判明すれば、願った。
「また、会えますように」
【あの時を心に刻む】
日本中が恐怖に震えた福島第一原発事故
もう二度とあんな事が起こらないように
祈りを込めて
毎週火曜日に掲載します。
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