あの時を心に刻む (118)
遠いふるさと (2)
町が会津若松市に拠点を移してまもない平成23年4月22日、町の全域は原子力災害対策特別措置法に基づく「警戒区域」に指定された。それまでは避難の指示は出ていたものの道路の通行に物理的な制限はなく、家財や家畜を自宅に残してきた町民が町に入るケースが散見されたほか、空き巣などの防犯上の懸念も大きかった。町民の健康や財産を守るため、町としても国に求めた措置ではあったが、警戒区域に指定され、町民であっても自分の町に自由に立ち入ることはできなくなった。6月から国の管理下で町民の一時立ち入りが始まったが、当初は在宅時間2時間、持ち出し品は1世帯あたりビニール袋1枚分(70㎝×70㎝)に限られた。
【あの時を心に刻む】
日本中が恐怖に震えた福島第一原発事故
もう二度とあんな事が起こらないように
祈りを込めて
毎週火曜日に掲載します。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。