死を覚悟

2011年3月13日16時34分撮影
避難所の、いわき市立平第六小学校体育館内です。左奥に、説明に来た東電社員が見えます。
全員が着の身着のまま。毛布と食糧が支給されました。電気は大丈夫でしたが、水道はストップしていたので、トイレはプールの水を汲んで流しました。風呂やシャワーはなく、この後1週間以上風呂に入れませんでした。
ここでの避難中、子供達にヨウ素剤が配布されました。ヨウ素剤が配布されなければならない状況に、全員に緊張が走りました。
私は以前、18年間原発で計測制御関係の仕事をしていたので、原発についてはそれなりの知識はありますが、国からの情報があまりに少なく、また曖昧なため現状の判断が非常に難しかったです。
原発が次々に爆発し、情報がないので水素爆発ではなく圧力容器の爆発だと思い、ここでは常に死を覚悟しました。
VTnekoZさんのブログより転載させていただきました。
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