1年間で9000人以上が保養へ

全国で234団体以上が保養を行っている.
保養参加を希望した応募者のうち、7割程度の人しか保養に行けていない。
保養に参加する中で仲間を見つけ、お互いの選択を尊重しながらコミュニケーションする保護者は、極端にならずむしろ安定して子育てをしている傾向があります。また、子どものみが参加する保養でも、支援者との良い出会いがあった場合、子どもが「見捨てられていると思っていた。こんなに大切にされて嬉しい」と自己肯定感を取り戻すこともよく見られます。率直な悲しみや怒りを出すことが可能な安全基地としても、共通の不安を持つ人とコミュニケーションでき理解してくれる支援者に受け止めてもらえる場所としても、保養が果たす社会的な意義は高いといえます。
保養受け入れ団体が改善点として何を望むかという問いには、「国や自治体に保養を行ってほしい」という声が3割近くと突出した多さを示しました。当事者が中心となって、「善意」ではなく「権利」としての保養について考えることも必要なのかもしれません。
子ども全国ネット7.04 「こどけん3号」より転載
「保養について語ろう 実態調査の報告」〜リフレッシュサポート 疋田香澄
写真はびわこ*123キャンプfacebookより
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